マルチシステム・アストロカメラ4×5フォーマット完成
好評発売中のマルチシステム・アストロカメラLは、イメージサークルの広いレンズ・光学系を使用することを目的に製作されたカメラで、6×7・6×9から4×5までを使用出来る光学系用に製作しました。また、マルチシステム・アストロカメラS(6×7・6×9)は、35oカメラレンズ・645カメラレンズ及びイメージサークルの小さい望遠鏡用に製作しました。フィルムホルダーも6×7・6×9を使用することを前提にしています。
そして、マルチシステム・アストロカメラ4×5フォーマットは、イメージサークルの大きい4×5用大判レンズ、天体望遠鏡(光映舎販売の150oF6.5)等を主に使用することを目的に製作しました。
このマルチシステム・アストロカメラ4×5フォーマットもマウント部を交換することによりいろいろな光学系を使用できることは今までのマルチシステム・アストロカメラと同じです。
上下の写真のカメラは、S.ジンマーHM F5.6/210o用ですが、ダミーとしてCMフジノン300oレンズが取り付けてあります。300oレンズ使用の場合はリングが1つ追加になります。
上の写真は、マルチシステム・アストロカメラ4×5フォーマットでレンズボード部を交換して、ニッコールSW90oF4.5を取り付けています。
このようにマルチシステム・アストロカメラはいろいろな部品を交換することにより多種多様のシステムへと発展させることが可能としたアストロカメラです。
上の写真は4×5大判レンズ用で、マウントCの部分は本体−レンズボード接続リング(右上)、レンズボード(左上)、フォーカス固定リング(左下)の3点から構成されます。
レンズボードを交換することにより4×5用レンズの150〜210oまで使用することが出来ます。それ以上の焦点距離のレンズはリングの追加が必要になります。
また、90o前後のレンズは本体−レンズボード接続リング、レンズボードの変更により使用することが出来ます。
下の写真は、当店で販売しているAFP150-SD F6.5(150oF6.5)用のマルチシステム・アストロカメラ4×5フォーマットです。
下の写真は、カメラ本体A、押さえリングB、マウントCです。
マルチシステム・アストロカメラL、
マルチシステム・アストロカメラS(6×7・6×9)及びマルチシステム・アストロカメラ4×5フォーマットによりマルチシステム・アストロカメラがシリーズ化されることになりました。これにより出来るだけ多くの光学系が少ない本体により使用することが出来るということになります。
接続方法に付いての説明は、マルチシステム・アストロカメラLと同じ方法ですのでマルチシステム・アストロカメラLをご覧下さい。
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(注)マルチシステム・アストロカメラとマルチシステム・アストロカメラLは同じ製品です。マルチシステム・アストロカメラのシリーズ化に伴い、マルチシステム・アストロカメラをマルチシステム・アストロカメラLに変更して参ります。
※従来のアストロカメラも引き続き生産を行っていますので、目的に応じてお選び下さい。