昆虫の視線で撮影−マイクロ広角レンズ・虫の目レンズ
マイクロ広角レンズ・虫の目レンズ価格一覧表
レンズ構成(無限光学系の場合)
マイクロ広角レンズ・虫の目レンズ レンズ構成について
上記の図において、レンズが外れる一眼レフカメラ及びビデオカメラ(直焦システム)については、光学系のレンズ構成は、A(CCTVレンズ)・B(拡大レンズ)・C(結像レンズ)からなります。
レンズの外れないカメラ(コリメートシステム)の場合には、A・B・Cの後にD(コリメートレンズ)を使用して、カメラレンズを通して撮影されます。
タイプCに見られるようにあおりやシフトはAとBの間に設けます。また、タイプCやタイプSCの無限光学系では、BとCの間にはアイリス絞り・45度正立ダハプリズム(直焦システムの場合)を配置出来ます。
直焦システムの場合には、Cの後ろにはズーム機構または延長リング等を入れることにより撮影の拡大率を変えることが可能です。
コリメートシステムの場合には、拡大率はカメラレンズのズームを使用します。
マイクロ広角レンズ・虫の目レンズの種類・価格について
マイクロ広角レンズ・タイプC
直焦システムで、出来るだけ高級レンズを使用して、高解像度に重点を置いたシステム。
あおり・シフトや中間絞り(アイリス絞り)を標準装備にして、高度なテクニックを可能にしました。
レンズが外れないカメラ(ビデオ・デジカメ)の場合には、コリメートレンズ(別売)の使用で撮影可能です。未確認のシステムも有ります。
虫の目レンズ・筒細タイプS
あおり等の機能を省き、筒を出来るだけ細くしたタイプ。
筒細タイプSの場合には、価格を押さえるために、低価格の光学系を使用したタイプで、レンズ構成はB(拡大レンズ)に有限光学系を使用しているためC(結像レンズ)を使用しないタイプです。
また、マイクロ広角レンズ・タイプCと同じ光学系を使用したタイプ(高級タイプ・筒細タイプSC)も好評販売中です。
直焦システムの場合、ズームを設けていませんので、拡大率の変換は接写リング等使用します。
マイクロ広角レンズ・タイプC等のように、あおりやシフトを使用する場合では、イメージサークルを変更しなければなりませんので、頻繁にズーム筒を使用して拡大率を変更することが生じます。
コリメートシステムの場合には、カメラレンズのズームにより拡大率が変えられます。
※コリメートシステムの場合は、マイクロ広角レンズ(ズーム筒は適当な位置に固定)・虫の目レンズ共に拡大率の変更はカメラレンズのズームを使用します。
※コリメートシステムの場合は、カメラ側のオートフォーカスが使用可能です。ソニーハイビジョンHDR-HC1、HC3等で確認。
※コリメートシステムの場合は、ケラレ等の問題で使用できないカメラもあります。これについては光学系を検討中です。
※コリメートレンズとカメラの適合は、適合表を参考にしてください。
価格について | |||
マイクロ広角レンズ・タイプC CCTVレンズにコーワLMVZ164を使用し、あおり・シフトとアイリス絞りを標準装備。 | |||
CCTVレンズにフジノン高解像魚眼レンズを使用したタイプも有ります。 写真の精密フォーカスは付いておりません。 写真右側はカメラマウントで、レンズが外れるカメラボディに接続します。 |
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基本撮影サイズ(直焦システム) | 価 格 | 税込み価格 | 備 考 |
APSサイズ | ¥250,000 | ¥262,500 | カメラマウント(EOS、ニコン、ペンタKの内1個)付属 |
ビデオサイズ(2/3インチ:対角11mm) | ¥340,000 | ¥357,000 | マウント:B4マウント¥16,000(税込み¥16,800)はオプションです。 |
35mmフルサイズ | ¥262,000 | ¥275,100 | 35mmフルサイズデジカメ一眼用 |
※APSサイズで35mmフルサイズ使用の場合には、上記専用の他1.5×テレコンが使用できる場合も有ります。ただしカメラ側はエラーになり動作しない場合も有ります。 ※基本撮影サイズにより、B(拡大レンズ・無限光学系)の種類が変わります。それが価格の差になっています。ズーム筒の長さも一部変わります。 ※APSサイズの場合、カメラマウント(EOS、ニコン、ペンタK)は1個サービスです。 ※ビデオカメラの場合は、ビデオマウント(たとえばB4マウント)はオプションです。 ※B4マウントは¥16,000です。B3池上マウントは入手不可能の場合も有りますのでお問い合わせください。 |
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マイクロ広角レンズ・タイプCのコリメートレンズユニット | 価 格 | 税込み価格 | 備考・使用可能確認カメラ名 |
コリメートレンズユニット・Type1 | ¥25,000 | ¥26,250 | ソニーハイビジョンHDR-HC1・HC-3(M37→M30リング必要)・等 |
コリメートレンズユニット・Type2 | ¥34,000 | ¥35,700 | ニコンCOOLPIX995・等。 ※光学系を変更致しました。 |
※使用カメラによって、D(コリメートレンズ)の種類が変わります。カメラの内容は現在確認しているカメラです。そのほかについては未確認です。 ※APSサイズの直焦システムで確認しています。 |
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虫の目レンズ・筒細タイプS CCTVレンズにTokina TC2814を使用し、拡大レンズに有限光学系を使用したために、結像レンズを省いたタイプ。 | |||
写真はコリメートシステム(ソニーハイビジョンHDR-HC1)の取り付け例です。 | |||
直焦システム(ファインダー・モニターは倒立像です) | 価 格 | 税込み価格 | 備 考 |
APSサイズ | ¥96,000 | ¥100,800 | カメラマウント(EOS、ニコン、ペンタKの内1個)付属 |
※直焦システムの場合は、デジカメ一眼のAPSサイズ用として製作しています。 ※この直焦システムの場合、モニター・ファインダーの確認は倒立像です。 |
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コリメートシステム(モニターは正立像です) | 価 格 | 税込み価格 | 備考・使用可能(確認済み)カメラ |
コリメートレンズユニット・Type1仕様 | ¥121,000 | ¥127,050 | ソニーHDR-HC1・HC-3(M37→M30リング必要) 等 |
コリメートレンズユニット・Type2仕様 | ¥130,000 | ¥136,500 | ニコンCOOLPIX995 等 |
※筒細タイプSの標準CCTVレンズはTokina TC2814ですが、コーワLMVZ164に変更も可能です。その場合は¥20,000(税込み¥21,000)アップになります。 ※コリメートシステムの場合、カメラマウント(ニコン、EOS、ペンタK各¥1,500)の使用で直焦システムのAPSサイズ(ファインダー・モニターは倒立像)として使用可能です。 |
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虫の目レンズ・筒細タイプSC 光学系はマイクロ広角レンズ・タイプCと同じ高解像度タイプ。CCTVレンズはコーワLMVZ164が標準です。 | |||
直焦システム(ファインダー・モニターは倒立像です) | 価 格 | 税込み価格 | 備 考 |
APSサイズ | ¥190,000 | ¥199,500 | カメラマウント(EOS、ニコン、ペンタKの内1個指定下さい)付属 |
オリンパス フォーサーズマウント | ¥190,000 | ¥199,500 | APSサイズと構成は同じですが、拡大レンズが異なります。 |
ビデオサイズ:2/3インチ(B4マウント規格) | ¥290,000 | ¥304,500 | B4マウント(税込み¥16,800)はオプションです。 |
※APSサイズで35mmフルサイズ使用の場合には、1.5×テレコンが使用できる場合も有ります。ただしカメラ側はエラーになり動作しない場合も有ります。 | |||
コリメートシステム(モニターは正立像です) | 価 格 | 税込み価格 | 備 考 |
コリメートレンズユニット・Type1仕様 | ¥215,000 | ¥225,750 | ソニーHDR-HC1・HC-3(M37→M30リング必要) 等 |
コリメートレンズユニット・Type2仕様 | ¥224,000 | ¥235,200 | ニコンCOOLPIX995 等 |
※コリメートシステムの場合は、直焦システムのAPSサイズの光学系がベースです。 | |||
筒細レンズ(虫の目レンズ)・筒極細タイプV 筒径を1円玉(φ20mm)より細いφ14mmの極細タイプ | |||
※ヘリコイド標準仕様 写真はコリメートシステム(ソニーハイビジョンHDR-HC1)の取り付け例です。 |
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仕 様 | 価 格 | 税込み価格 | 備考・使用可能(確認済み)カメラ |
コリメートシステム(モニターは正立像です) | |||
コリメートレンズユニット・Type1仕様 | ¥94,000 | ¥98,700 | ソニーHDR-HC1・HC-3(M37→M30リング必要) 等 |
コリメートレンズユニット・Type2仕様 | ¥103,000 | ¥108,150 | ニコンCOOLPIX995 等 |
直焦システム | |||
APS-Cサイズ | ¥78,000 | ¥81,900 | マウント1個付属(EOS、ニコン、ペンタックスKの内1個) |
オリンパス・フォーサーズ用 | ¥78,000 | ¥81,900 | オリンパス・フォーサーズマウント付 |
筒極細タイプV、水中撮影用・水中ハウジング へ |
コリメートレンズとカメラの適合については、適合表を参照ください。
※コリメート対応カメラについて、上記以外の機種使用で購入を検討している場合は、カメラをお送り頂ければご使用可能か調べることが出来ますので、一度お問い合わせ下さい。
マイクロ広角レンズと虫の目レンズの表記について
マイクロ広角レンズは、いろいろな表現効果を出来るようにあおり(チルトやシフト)を重視した設計になっています。
現在、タイプBやタイプCのスタンダードクラス以上が製作されています。
虫の目レンズは、あおりの効果を省いたタイプで、そのために筒の径を細くすることが可能になります。
マイクロ広角レンズ及び虫の目レンズ・筒細タイプSCについては、B(拡大レンズ)に無限光学系を設けて、C(結像レンズ)で像を結ばせる方法をとっています。そのためにアイリス絞りを設けることが可能です。マイクロ広角レンズ・タイプCには標準装備。
虫の目レンズ・筒細タイプSに用いている光学系はB(拡大レンズ)を有限光学系にしています。そのためにC(結像レンズ)を使用していません。
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