マルチシステム・アストロカメラS(6×7・6×9)完成
好評発売中のマルチシステム・アストロカメラLは、イメージサークルの広いレンズ・光学系を使用することを目的に製作されたカメラで、6×7・6×9から4×5までを使用出来る光学系用に製作しました。これに対して、マルチシステム・アストロカメラS(6×7・6×9)は、35oカメラレンズ・645カメラレンズ及びイメージサークルの小さい望遠鏡用に製作しましたので、フィルムホルダーも6×7・6×9を使用することを前提にしています。
マウントCを交換することによりいろいろな光学系を使用することは、マルチシステム・アストロカメラLと同じ方法です。現在製作しているマウントCは、ペンタックスK、ニコン、キヤノンFD・ペンタックス645・マミヤ645用及びタカハシの各マウントです。このマウントCは、徐々に増やしていきますのでご期待下さい。
下記に、カメラ本体とマウントCの部分を掲載しています。
カメラ本体のメカニカルバックは28.5o(フィルムの厚味を考慮した寸法)です。カメラレンズ用のマウントCにはフランジバック及びスケアリング調整機構がありますので正確に調整されています。
上記の写真は今までに製作したカメラ本体とマウント部です。
下記写真は各光学系用のマウントを取り付けた状態です。
ペンタックスKマウント用
ニコンマウント用
キヤノンFDマウント用
ペンタックス645マウント用
マミヤ645マウント用
タカハシ用マウントは2種のマウントを使用することによりほとんど使用可能になります。
写真中央はカメラ本体で、その前の右側はAタイプ用マウントで、その右側の75oフィルターボックス用の補助リング(写真はFC-100用)を介してFC-100に取り付けできます。また、左側はBタイプ用マウントで、その前の100oフィルターボックス用の補助リング(写真はFCT-100用)を介してFCT-100に取り付けできます。Bタイプ用マウントはAタイプマウントに接続して使用します。よって、タカハシ用のみ、マウントCは、Aタイプ・Bタイプ2種類のマウントが付属されます。
※Bタイプ用マウント使用で、イメージサークルが大きい光学系の場合は、出来るだけマルチシステム・アストロカメラLをお薦めいたします。
※75o、100oフィルターボックスは必要ありません。カメラと各望遠鏡との接続はフィルターボックス補助リングを交換することにより行います。
※補助リングはタカハシ純正部品です。
マルチシステム・アストロカメラL、
マルチシステム・アストロカメラS(6×7・6×9)及びマルチシステム・アストロカメラ4×5フォーマットによりマルチシステム・アストロカメラがシリーズ化されることになりました。これにより出来るだけ多くの光学系が少ない本体により使用することが出来るということになります。
接続方法に付いての説明は、マルチシステム・アストロカメラLと同じ方法ですのでマルチシステム・アストロカメラLをご覧下さい。
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(注)マルチシステム・アストロカメラとマルチシステム・アストロカメラLは同じ製品です。マルチシステム・アストロカメラのシリーズ化に伴い、マルチシステム・アストロカメラをマルチシステム・アストロカメラLに変更して参ります。
※従来のアストロカメラも引き続き生産を行っていますので、目的に応じてお選び下さい。