ピントアダプター
ピントアダプターとは、天体写真の場合にピントを出来るだけ正確に合わせるためのアダプターです。
写真左は光映舎オリジナル・アストロカメラ用、
中と右は35oカメラ用のピントアダプターです。
■ピントアダプターについて
天体写真に於いてカメラのファインダーでは高精度にピントを合わせることは非常に困難です。
そのピント位置の高精度検出にピントアダプターが有ります。ピントアダプターは、
使用しているカメラのフランジバックに合わせた位置にピント検出用のスクリーンを配置し、
これによりピントを合わせるものです。
そのスクリーンの種類によりロンキー法とスリガラス法を光映舎では製作しています。
ロンキー法は直焦撮影の場合に、ピントが合っていない場合には縞が見え、
ピントが合ってくると段々縞の幅が太くなり、ピントがあったところで縞が消えます。
感覚的にはっきりしていますので非常に使いやすいピントアダプターです。
最近では当店以外の販売店でも販売していただいておりますので非常に信頼性の於ける商品です。
直焦のみ使用できますが、人の視力により左右されることはありません。
スリガラス法はスクリーンにスリガラスを用いたもので、
スリガラスに写った像をルーペ等によりピントを検出します。
直焦、拡大両方に使用できます。
この2種類のピントアダプターは、ペンタックス67用、
35o各カメラ用(ペンタックスK・S、ニコン、キヤノンFD、EOS、オリンパスOM、
ミノルタMD、コンタックス等)、マミヤ645用、ペンタックス645用、マミヤ6×7用、
そして光映舎オリジナルアストロカメラ用等多数製作しています。種類、価格等についてはピントアダプター価格一覧表を参照して下さい。
下記の図は35oカメラ用のピントアダプターの説明です。
マウントは各カメラボディと同じマウントを使用していますので、
カメラボディを取り外して、代わりにピントアダプターを取り付けて使用します。