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・レンズ前玉からテストチャートまでの距離は35mm。この画像の様にFUJINONレンズは16まで絞ると解像度が落ちて、全体に甘い画像となります。
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・この画像は絞り8でのものですが、解像度はこの8から3までは問題ありません。丁度対角魚眼となる5倍の対物レンズを装着した場合の画面上端から下端までの拡大(緑枠)左下に示します。
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・1/2縮小画像です。さすが高級レンズです。画面上の全てがピクセルサイズの解像度を持っています。しかし、色収差(青にじみが特に目立ちます)が周辺ほど出てきています。外周付近の球面収差ですが、中心から放線方向のボケだけが強く、回転方向のボケは極端に少ないのに驚かされます(多分、レンズ系の光軸調整は素晴らしく精度良く仕上げてあるのでしょう)。
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・絞り3での画像です。解像度は前の画像の8まではほとんど同じで、ほとんど区別が付きません。この画像では被写界深度までは見分けられません。
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・絞り8での画像です。テストチャートを取り去って、奥行きのある場面を撮影しました。 |
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・左の拡大です。これらは丁度、11-1)の5,6枚目と比較対比用の画像となります。LMVZ164と比べて全体に解像度が上がっているのがわかります。また、屋根と空との境界に出ている色ズレも少なくなっています。(でもこれが10倍近い値段の差とは納得行かない・・・)
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・太陽を入れての撮影です(絞り値は4)。アイリス・ゴーストはほとんど出てきません。反射率を相当下げ、しっかりしたマルチコーティングであることがわかります。
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・左の拡大です。至近距離の無理した撮影では無いので解像度や色ズレ等の破綻はそれほど目立ちません。 |
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・口径の大きなレンズですが、テストチャートの上にアゴを乗っけての撮影(絞り8)です。テストチャートには50cmの定規を乗せています。あおりはいっさい使用していません。手前の定規の1mm目盛りがはっきり解像されていますし、16M離れたお隣の建物の屋根まで解像感が連続しているのがわかります。
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・左の緑の枠の拡大像です。この画像は1/2縮小画像ですが、緑枠1と2の原画サイズの切り取りを次に示します。 |
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・1の屋根から垣根植え込みの部分です。屋根と空の境界の色ズレもそんなに目立ちません。戸袋の横縞、すだれの質感も感じられます。 |
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・2の至近距離のテストチャートパターンが綺麗に分離されています(定規の目盛りは印刷ですし、樹脂を通しての像ですから線が明確では無いのは解像の対象にはできません)。手前のテストパターンの解像と無限遠相当の隣の家の屋根や雨戸等の解像があおり無しで同時に実現しているのはさすがすごいレンズだ。ピント調節が本体のフォーカス筒のみで行うのはちょっと辛い!
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