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・市販のCCTVレンズはやわです。カメラを机などに置くときは写真の様にX−Yシフト(光軸ずらし機構)用ネジのどれかが真下になる様に(通常上下左右に置くと思いますが)回転させて本体を浮かせCCTVレンズをかばって下さい。シフトの回転機構は丈夫です^^
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・本体には摺動部分が2カ所あります。左がフォーカス調整、右がズーム(長い方)です。これらそれぞれに摺動抵抗(堅さ)調節ネジがあります。痛みますので固定するまでは締め付けないで下さい。通常の使用にはそのまま使用できる堅さにしてありますので、邪魔であれば取り外してもかまいません。
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・カメラと摺動堅さ調整ネジの関係を好みの位置にするには付属されてきたT変換リングのイモネジ3カ所をゆるめ所望の位置まで回転させて、再びしっかり締めて下さい。
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・あおり(ティルト)は写真直線矢印の位置のネジ3カ所を軽くゆるめ、CCTVレンズを所望の角度、方向に傾け再び締め付けて下さい。あおり角度を最大にするには、3本のネジの中に頭の大きなネジ部分であおってください。このネジのみ先端をとがらせてありますので大きく引き出せます。元に戻すにはフランジ面に押しつけて締め直して下さい。
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・光軸ずらしができます。X−Yシフトは対向している(写真ではXシフトはbとd)ネジで押し合い状態で固定となります。押し込まれる側ネジをゆるめてから押し込まないと動きません。4本のネジを調節することで光軸中心を面内360度方向に1mmまで移動できます。またこのシフトとあおりを固定したまま360度好みの方向に回転できます
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・マイクロ広角レンズの特長はなんといっても深い被写界深度です。写真の様に絞り込み量はC(閉)側のバーの途切れ付近がお勧めです。後ほど詳しく解説の予定ですが絞りすぎると回折による色ズレば目立ちますのでバーの長さの1/4程度が解像度と焦点深度深さのトレードオフとなります。開放の場合はバーの中心くらいまででそれ以上開いても本体のF値の制限で明るくはなりません。このCCTVレンズの特長(超広角)を活かすにはfで1.6〜2mm(写真の状態)近傍がお勧めです。
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・画角を最大にするには内側レンズ枠が外レンズ枠から丁度顔を出した辺りがお勧めです。本来はフォーカス機構ですが、写真の位置に固定して、本体の摺動フォーカス筒でピント合わせを行います。固定でもよいですが微妙にピント調整をするときのみに使用するのも良いでしょう。
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・あおり機能の説明
絞りを絞り込めば、どんどん被写界深度は深くなりますが暗くなり不都合(回折現象)なことも出てきます。あおりを使うと左図のようにフォーカス面(ピントの合う面)を調節できます。たとえばCCTVレンズを下にあおれば画像の下(近場)と、上(無限遠)の同時のピント合わせが可能になります。詳しくは7節で記述します。あおり角度は大変デリケートですので大きくなりすぎない注意が必要です。
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